明確な身体的異常はないにもかかわらず、身体的な症状をくり返し訴える障害。自覚症状として訴えるほか、子どもなど家族のことを病気だと訴える場合もある。DSM-5では「身体症状症、病気不安症、変換症、作為症」の4つと関連症群に分けられている。主に心理的な要因によって起こるもので、無意識的な葛藤や不安が身体症状として現れるものと考えられている。