フロイトが提唱した概念。4~6歳頃の男児が抱く「母親への恋愛感情」「父親への敵意」「父親からの処罰に対する不安」という3つの観念複合体を指す。フロイトはこの心理的葛藤が無意識下に抑圧されて、のちに神経症の原因になると考えた。