今日も、あの上司のせいでまた仕事が終わらない。などと、愚痴をこぼしていたりしませんか?もし、そうだとしたら、それは知らず知らずのうちにあなた自身のストレスを与える原因になっているかもしれません。
人間の思考というのは単純なもので、ポジティブな言葉を普段からインプットしていると、自然と思考もポジティブになっていきます。ポジティブな思考でいれば、心理的なストレスは軽減され、うつ病のような症状が出づらくなっていきます。
一方で、ネガティブな言葉を普段からインプットしているとどうでしょうか?逆に、思考はどんどんネガティブになっていきます。そして、その状態は、あなたの脳にストレスを与え、脳へのダメージは蓄積されてしまうことでしょう。
うつ病の治療において、認知療法は思考のクセを矯正し、自分自身にストレスを与えづらくするものです。こうした治療とセットで考えたいのが、タバコの副流煙のように、外部からネガティブな言葉や感情を浴びないようにするための対策です。
自分自身がネガティブな事考えないよう心がけていても、周りの言動はコントロールすることはできません。普段生活されている環境が、ネガティブな言葉が飛び交っているような環境の場合、もしかすると、それらの言葉があなたの脳にストレスを蓄積し続けていくかもしれません。
そうした、ネガティブな言葉から自分の脳を守るための方法は無いのでしょうか?いくつかできる対策があります。自分自身もこうしたことに悩んだので、対策をまとめてみました。
実際に私も普段から行っている方法です。お役に立てれば幸いです。
耳栓をして外からの情報をシャットアウトする
一番、王道の方法です。職場などではなかなかし辛いと思いますが、聞こえなくしてしまうというのがシンプルかつ協力な解決策です。最近では、質の高いノイズキャンセリングのイヤホンやヘッドホンが手頃な値段で売られるようになっています。アナログの耳栓であれば、100円均一ショップでも販売されています。一つ持っておくと良いと思います。
睡眠をしっかり取る
脳は疲れてくると、外部からの情報に対しての判断能力は弱まってしまいます。これは個人的な実感ですが、特にネガティブな言葉や感情に対しては、特に敏感に(過剰に)反応をしてしまうと感じています。
疲れている時に頑張り過ぎても良いことはありません。しっかり睡眠時間を取って、頭をリフレッシュさせましょう。
言葉を変換するクセを身に付ける
ネガティブな言葉も捉え方を変えるとポジティブな意味に捉えることが可能です。例えば、
- 仕事の締切まで時間がない → 後もう少しでこの仕事が終わる!
- 忙しい、余裕がない → いい感じで自分を追い込めてる。これをクリアしたらさらに自分の能力が高まる!
- 疲れた、しんどい → 今週もしっかりやることをやってるな!
という具合です。ちょっと苦しいと思いますか?でも、これでいいんです。自分にとってポジティブな「意味付け」ができれば。どうせやらなくてはいけないものであれば、少しでも自分にとって価値のあるものと捉えた方が、何倍もお得です。
なお、余裕があるとこうした変換もスムーズにできますが、前述の睡眠不足になって脳が疲れてくると変換能力も落ち込んでしまいます。そんな時はしっかり休みましょう。
打ち手は無限
こうした方法は、テクニック(技術)と捉えるといいと思います。自分にとって使いやすい方法、利用できる方法はぜひ試してみてください。
この記事も、他に役立った方法があれば追記をしていきます。